「病棟勤務はしんどい。でも、転職する方法が分からないし看護師を辞める勇気がない…」
そんなモヤモヤありませんか?
企業に転職するための第一歩を踏みだせば、未来が開けるよ! まずは行動あるのみ!
私が産業保健師に転職するきっかけ
およそ10年前、私は行政の保健師として児童虐待対応の最前線で働いていましたが、
病気が見つかったため休職しながら治療、
さて復帰となった時に、元の職場に戻る情熱は消え失せていましたので、考え抜いた末退職しました。
他の市町村の行政で再就職をと思った時には35歳を過ぎていたため、行政のキャリア採用は求人がなく、悩みつつも、
とりあえず転職サイトとハローワークとeナースセンターには登録しました。

転職のプロを味方につけると安心な理由
転職エージェントにお任せするにせよ、自分でハローワークなどから求人を見つけるにせよ、
大切なのはこの会社に入って失敗だった、長く続けられそうにないといったミスマッチを減らすことです。
「思っていたのとちょっと違うな…」のような感覚はあるにせよ、「この職場なら続けられそう!」と思えることは仕事を継続するうえでは大切なこと。
前の仕事を辞めて、せっかく入った会社が、びっくりするほど典型的な昭和の大企業で、入ってみたらブラック企業だったなんてこともたまにある話です。(私にもそういう経験があります。)
ハローワークで求人を見つけて応募する場合、ホームページから企業風土や福利厚生の情報を探す、
またはハローワークの窓口の人に電話で聞いてもらうしかないですが、
企業風土や福利厚生などを知っている、または企業側に遠慮なく質問を投げられるエージェントが間にいることはミスマッチを減らす意味でも大変心強いものです。
転職活動を始めるとき、とくに履歴書の提出や面接の日時調整などはスピード感が大事なのでゆっくり考える時間がないのが現実ですが、
エージェントに事前に自分の個性などを伝えたうえで、活動を本格化させることで、ミスマッチも減らせると思います。
転職のプロを味方につけよう!企業 看護師 保健師向け おすすめ 転職サイトとエージェント

- indeed
indeedのすごいところは、登録も利用も無料なところ。
自分がほしい求人「神奈川県」「産業保健師」のように登録しておくと、
毎日1回夕方ごろに、その日の新規求人や最近の求人をいくつか載せてメールで
届けてくれます。ハローワークに載った求人も知らせてくれるので、大変便利です。
気になる求人をポチっとするとエージェントにとびますが、人気のある求人は
本当に早い者勝ちなので、エージェントにも事前登録をしておいたほうが有利です。
ここからエージェントをご紹介していきます。

- アポプラスキャリア 保健師 看護師
私も利用したのでこちらは自信を持ってオススメできますが、
アポプラスキャリアは首都圏、特に東京23区、神奈川県、千葉県、埼玉県内では、
産業保健師の求人を多く取り扱っている力のある転職エージェントです。
私もこちらを使って、大学の保健室や大手企業をご紹介いただいたことがあります。
10年前、担当者してくださった女性、もうお辞めになっていらっしゃいますが、
とても敏腕な方で、人の適性などをしっかり見抜く方でした。
社風は今でも引き継がれているのではと思います。
看護師の転職ではなく、産業保健師の求人数が多く、企業や大学への紹介実績が多数ある会社なので、ひとまず登録しておくとよいと思います。
基本的にはどのエージェントも登録も利用も無料、転職成功時には企業側が成功報酬を仲介業者さんにお支払いする流れになっています。 - プライマリーアシスト
私はこちらを使って転職したことはないのですが、継続して登録しています。
企業や大学のほかにも健康保険組合の案件をもっていらっしゃったり、アポプラスに掲載されていない求人が届くことも多く、このエージェントも力になってくれると思っています。
ぜひ登録しておくとよいと思います。 - パソナ
私の先輩産業保健師さんが利用して転職されていました。
登録しておくと、無料や比較的割安なセミナーのご案内もいただけます。
不定期ですが、お友達紹介キャンペーンもやっており、紹介されて登録するだけでも電子マネーがもらえたりします。 - リクルートエージェント
私は登録をしに東京の本社に行きましたが、こちらのエージェントでは転職はしたことがありません。多くは日系大手企業の求人というイメージがあり、最近だと自動車産業系の会社さんの産業保健師求人がこちらから出ていました。
元々は産業保健師専門のエージェントではなく、普段お付き合いのある会社さんから、産業保健師の求人依頼も一緒に受けておられるといったイメージです。 - エン転職
私は登録をしたことがありませんが、最近だと神奈川県内の日本を代表する大手企業さんの健康経営関連業務の求人が出ていました。こちらも普段お付き合いのある会社さんから、産業保健師の求人依頼を一緒に受けておられるのかなというかんじがします。 - ハローワーク
意外かもしれませんが、ハローワークを利用する大手企業さんも多いです。
ここ最近、30年近く日本がずーっと不景気なため、
定着するかもわからない人材のために 数十万円以上の成功報酬をかけて
転職エージェントに依頼する企業さんばかりではないことが理由に挙げられます。
実は私もハローワークの求人を見て今の会社で働くようになりましたし、
ハローワークにしか載っていない求人で転職したことが3回あります。
人気のある求人は3~7日ほどしか掲載されないことがあるので、
見つけたらすぐにハローワークに連絡することをお勧めします。
ただ、エージェントの手厚いフォローは受けられないことが多いので、
自分の中で譲れない勤務条件があれば、事前に書き出し、面接のときなどに
担当者に直接確認できるようにしておくとミスマッチが防げて良いと思います。

もっと自由に働こう! 看護師から次のステップへ
「転職」というと、とてもハードルが高く聞こえますよね?
すべての企業で終身雇用が終わりを迎えたわけではありませんが、一部の会社では終身雇用の終わりの足音が聞こえてきていますし、20代の若手は第2新卒として1-3年ほどで転職をする時代です。
合わないのであれば、ひとつの病院や組織に居続けなければならないこともないと思います。
ここ30年間日本の経済は低迷し、看護師 保健師の待遇は変わることなく、賃金も上がっていないように見えます。なんとなく生活も苦しい…そんなことはありませんか?
それは産業 看護師 保健師にも言えることではありますが、
産業 看護師 保健師であれば、これまでの看護師としてのあなたの資格と経験を生かして働けます。

ちなみに私が企業の産業保健師の職を探していたころは、情報が乏しく、エージェントに頼るほかありませんでした。
今は産業保健師や企業内保健室のお仕事を紹介するウェブサイトも見かけるようになり、
10年前よりはずっと企業への転職のハードルが下がっているのでは と思っています。
勇気を与えるかはわかりませんが、10年前当時の私は、
オフィスマナー、メールライティングのスキル、Windowsの知識などがほぼゼロでしたし、なんなら、「株式会社」が前につくのか後ろにつくのか、私が以前勤めていた病院や組織の正式な名称も気にしたことがないありさまで、履歴書はボロボロでした。
このあたりもハローワークの窓口の方やエージェントの方に見ていただいて精度をあげることができましたので、心配ご無用です。ハローワークの履歴書や経歴書の添削は予約制の場合もありますので、問い合わせてくださいね。

転職サイトに登録するのは無料ですし、ノーリスクですので、
気になっているのなら、そのままにせずに「前に向かって行動あるのみ」です。
新しいことを始めるときにはドキドキしますよね。
ドキドキが「不安」の警告のような気がして、ここから動いてはいけないと錯覚することもあります。
でもそのドキドキは新しい自分を発見したり、新しい環境に挑戦する前のワクワクだったりもします。
自分の心の声をよく聞いて、前に踏み出してほしいと思います。
それでは、今日はこのへんで。chau!!!
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