同じ未来を辿るのではないかと怖かったあなたへ

生き延びた記録

家族のことで、長く怖さを抱えてきたあなたへ

私は長い間、怖かった。

祖母は自ら命を絶ち、
母は現実との境界が揺らぐ病気を抱え、
私はずっと、同じ場所へ向かっているのではないかと感じていました。

調子が悪くなるたびに思いました。

「次は自分かもしれない」と。

誰にも言えませんでした。
心配されたいわけではなく、
確かめようのない恐怖だったからです。

でも今、はっきり分かることがあります。

私はここまで生き延びました。

特別に強かったわけではありません。
正しい選択ばかりできたわけでもありません。

ただ、その都度、
壊れないぎりぎりのところで立ち止まりながら、
時間を重ねてきただけでした。

もしあなたが同じ恐怖を抱えているなら、
伝えたいことがあります。

未来は、必ずしも繰り返されません。

血縁や過去は、物語の一部ではあっても、
結末を決めるものではありません。

私はいまも完全に安心しているわけではありません。
それでも、以前とは違う感覚があります。

「怖がったままでも、生き続けることはできる」

そのことを、身体で知り始めています。

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